合同葬のアドバイスについて | 葬儀コーチング

合同葬とは、会社などの企業と個人の家族が合同で行う葬儀のことで、どちらの要望を取り入れることで、希望に合ったセレモニーを行うことができます。社葬やお別れ会とは違い、お通夜や告別式、火葬して荼毘に付されるまでの一連の作業を行うのが特徴になっています。

合同葬を検討している人は、故人が亡くなってから、数日の間に決めなければならないことが多いので、信頼できる専門業者を選んでスタッフと納得がいくまで、きちんと打ち合わせを行う必要があります。企業と遺族がきちんと費用についても、話し合っておく必要があります。

合同葬は、故人の希望に応じた葬儀ができるので、生前から希望をしている人も多いです。信頼できる葬儀社を選ぶと、経験豊富なスタッフが在籍をしており、迅速で丁寧な応対なので、心のこもったセレモニーを行うことができます。

合同葬は、企業が遺族と合同で葬儀を行います。社葬のひとつとなっていますが、大きく異なるところは準備期間が非常に短いことです。それだけ簡略化できるということでしょう。社葬は大企業が行うイメージがありますが、合同葬の場合は規模が小さくすむことから、中小企業が行うことも可能です。

葬儀費用の負担ですが、企業と遺族の話し合いによって決めることが可能です。ただし、社葬として認められない経費があることから、きちんと分けて考える必要があります。たとえば、仏壇や位牌、墓石などに関する費用、または香典返しなどについては、遺族が支払うべき経費の中に含まれています。

社葬は公ですが、家族葬は遺族が行うものとなっているため、税務上の経費を分けなければなりません。葬儀の費用については、遺族とよく話し合っておかれた方がよいでしょう。